戦隊ヒーロー、おっぱい様に完全敗北! 〜爆乳JK様にマゾ家畜にされ魔力を根こそぎ奪われ捕食されちゃう〜
よわ〜いマゾ男はおっぱいで食べちゃいます。
M男小説作品になります。
戦隊ヒーローが魔王軍と戦いを繰り広げていたところ、魔王軍から雇われたアルバイトに過ぎない爆乳JK様によってボコボコにされて、捕食されてしまいます。
1 本編 約20万文字(こちらはpixivなどで全編無料公開されています)
2 「詩織お姉ちゃんのおっぱい調教」 約3万1000文字(有料公開のみ)
3 「鳥かごの中のヒナ」 約4万5000文字(有料公開のみ)
4 モノクロイラスト挿絵 15枚
5 データ形式 PDF、textデータ
「詩織お姉ちゃんのおっぱい調教」は詩織と弟の話しです。
「鳥かごの中のヒナ」はレッドと比奈の話しです。
イラストは、てつのひじ様に描いてもらえました。
表示デザインは、anesaki様の作成です。
【本文例】
「あ、無駄ですよ?」
少女が当然のように言った。
そのかわいらしい声にレッドの虚が突かれる。それがレッドの最大の敗因だった。目の前の少女に勝つ可能性があったとすれば、彼女が動く前にすべてを終わらせる必要があったのだ。
「男の人はわたしには勝てません」
「な、なに?」
「はい、見てください」
詩織が制服のボタンをはずした。
そして、その凶器をレッドに見せつける。
効果はてきめんだった。
「う」
レッドが呻く。
彼の目の前には巨大すぎるおっぱいが露出していた。制服からこぼれた大きな乳房。ブラジャーからもあふれかえってしまっている柔肌が、レッドの視界に飛び込んでくる。その柔らかそうな二つの果実を見ただけで、レッドの意識が奪われてしまった。
(な、なんだこれは)
おっぱい。
そのはずだ。
けれども普段オカズにする動画や画像のおっぱいとは明らかに違っていた。どう考えても人間離れしているようにしか見えない。張りがある健康的な肌。そこに水滴が落ちても簡単にはじけてしまいそうなほどテカテカに輝いた生命力の塊。これまで見てきたどんな爆乳よりもデカい。普通なら重力に負けるはずなのに、そのおっぱいは物理法則にすら打ち勝ってしまっているように思える。その大きさと、形を前にして、レッドの意識が朦朧としてきた。
(そ、それに、なんだか甘い匂いが)
さきほどからレッドの鼻を刺激してくる匂い。
詩織がおっぱいを露出したのと同時に強くなったその匂いを嗅げば嗅ぐほどに、レッドの体から力が抜けていく。頭が麻痺して、レッドの力の源である怒りが消えていってしまう。代わりに現れるのは欲情。色欲に支配されて、レッドの足腰がガクガクと震えてしまった。
「あ、すごいですね。まだがんばれるんですか?」
詩織が驚いたように言った。
「さすがは第13戦隊のリーダーさんですね。今までの方は、これでおしまいでしたけど」
「な、何を言ってるんだ、お前は」
「それなら、これでどうですか?」
えい。
かわいらしいかけ声。
同時に詩織がブラジャーをはずした。「あ」という声がどこからか響いた。少女の巨大すぎる生乳がこぼれてきて、ついにレッドの意識がおっぱい一色になってしまった。
「しゅ、しゅごいいいいッ!」
レッドの口から情けない声が漏れる。
目を血ばらせたレッドが、ハアハアと息を漏らしながら食い入るように凝視する。少女の生乳。現実感がないほどにデカいのに、やはり重力に逆らって鎮座するおっぱい様に意識のすべてをもっていかれ、それ以外になにも考えられなくなってしまう。
「はあはあはあ」
荒い息が漏れる。
普段のレッドからは考えられない乱れよう。質実剛健を地でいく強い男が「おっぱい」に屈服してしまっている。怒りをパワーにする男の体から怒りがなくなっていた。だからだろう。レッドは最後の一瞬まで、詩織がゆっくりと自分に近づいてくることに気づけなかった。
「はい、おしまいです」
ぎゅううううううッ!
「むうううううッ!?」
捕食された。
そうとしか見えなかった。巨大なおっぱいがレッドの顔面を捕食し、そのまま生乳の中に生き埋めにしてしまっていた。
「むっぐうううううッ!」
レッドがじたばたと暴れる。
必死の抵抗。
おっぱいで顔面を包み込まれているだけなのだ。こんな拘束、簡単に抜けられる―――そう思っていたレッドはあまりにも愚かだった。
(しゅ、しゅごいいいいいッ!)
顔面に伝わってくる生乳の感触で、一瞬にしてレッドの体から力がなくなってしまった。
抵抗して暴れていた体が少しづつ脱力していく。
それほどまでに詩織のおっぱいの威力はすさまじかった。顔面に伝わってくる柔らかさの前にレッドの体が屈服していく。顔面には健康的なピンク色の乳首がこすれ、それだけで下半身が溶ける。そんなおっぱいの感触だけでもダメなのに、息を吸うと猛毒みたいな甘い匂いで頭が麻痺してしまった。
「むうう……むうう(ビクビクンッ!)」
ついにレッドの体が完全に脱力した。
少女のおっぱいに頭を突っ込みながら、両手両足をダランと垂らし、ぴくぴく痙攣するだけになってしまった。
「男の人は、わたしのおっぱいには勝てないんですよ」
できの悪い生徒に言い聞かせるようにして、詩織が続ける。
「レッドさんだけではないので安心してください。年上だろうが歴戦の勇者だろうが、わたしのおっぱいの前では無力なんです。みなさん、わたしの弟みたいに甘々のおっぱい奴●になってしまうんですよ」
「むううう……むううう……」
「あ、わたし弟がいるんです。それがもうかわいくてかわいくて、毎日かわいがってあげているんですが、そのせいで重度のおっぱいジャンキーになってしまいました。そんな姿もかわいくて、毎日おっぱいを堪能させてあげているんですよ」
こんなふうに。
ぎゅううううううッ!
「むううううううッ!」
レッドの顔面がさらに詩織の底なしおっぱいに引きずりこまれていく。乳肉が頭部全体を生き埋めにして、その柔らかさの前にレッドの体がさらに脱力してしまう。おっぱいの谷間の奥底に眠っていた甘い匂いを嗅いで、さらにレッドが狂っていく。
(頭バカになりゅうううッ!)
甘い匂いを嗅げば嗅ぐほどに頭が麻痺した。
すごい幸せな気分になって、敵のおっぱいに拘束されているのも忘れて夢中になってしまう。逃げないといけない。けれど前頭葉が命じた電気信号は各筋肉に届く前に溶けてなくなってしまう。それもこれも、少女の甘い匂いのせいだった。
「フェロモンです。すごいでしょ?」
困惑したレッドに答えを与えようと詩織が言う。
「わたしのフェロモンは特殊みたいで、みんな夢中になってしまうんです。どんなに強情な男性もこれをくらったらいちころです。みんな従順なおっぱい奴●になってしまいます。ふふっ、今のレッドさんみたいに、体中の力を失って、ぴくぴく痙攣するだけの情けない姿になってしまうんですよ」
言葉どおりレッドは自分の体に力が入らないのを感じた。それどころか、抵抗しようという気持ちすら溶けてなくなっていくのを感じる。
(勝てない……勝てないんだ……)
そんな気持ちがレッドの中にたまっていく。
それほどまでにおっぱいの威力がすさまじかった。怒りを力にするレッドの特殊性が、少女の凶悪フェロモンによって完全に無力化されてしまっている。レッドの中の怒りがなくなり、かわりにおっぱいに対する隷属心でいっぱいになってしまった。